Blank Feelings 曖昧な実感:展示のお知らせ *会期終了

*会期終了しました

blank feeling DM
『Blank Feelings 曖昧な実感』/田中 唯子 小田千夏 修了作品展 
2/1(月)〜2/6(土)
12:00-19:00
*最終日 12:00-17:00
表参道画廊+MUSEE F(東京メトロ表参道駅/副都心線 明治神宮前駅)

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PCルーム アドバイザー 小田さんの修了作品展のお知らせです。
今回は小田さんと田中さんのお二方の作品展。

小田さんの作品(画像右)は1315B教室の大判プリンターでプリントしたものを、
シルクスクリーンでインクの層を刷りあげつつ、絵画の技法でもあるパッタリング等を併用し作品を仕上げています。
また田中さんの作品(画像左)は銅版画と、シルクスクリーンの写真製版の両方を用いています。

展示会のタイトルでもある『Blank Feelings 曖昧な実感』。
様々な素材や技巧を用いることで、その曖昧さや感情を表現しています。

小田さんはシルクスクリーンやインク層、ロウ、塩などの物質とイメージの結びつきから、
存在の曖昧さを想起させるような画面を作りだし、
田中さんは、現実味の薄まった情報の中に時折感じる恐怖や不安を、
銅版画の腐食による表現で行っています。

二人の作品を間近で見ることのできる展示です。

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『私たちは、様々なメディアから無数に流れてくる情報やイメージを、
切り離せない環境で制作をしています。
メディアを通して、土地も時間も越えたものが容易に見えるようになりました。
そのような環境で私たちが今いる場所には、
メディアを介して見るイメージと、自分の五感で見るイメージという、
虚実が混在していると言えるのではないでしょうか。
私たちにとって、虚構か事実かは常に割り切れるものではなく、
曖昧である実感だけが確かなように思えます。
今回の展示では、曖昧という空虚にもカオスにも自分次第で変わる場所から、
自分と社会との関係を可視化することを試みます。』
(プレスリリースより)