トンボ(トリムマーク)について

トンボ(トリムマーク)とは印刷物をカットする際の目印です。
仕上がりサイズと塗りたし(裁ち落としとも言います)に合わせて作成します。

印刷所に入稿するためのデータを作る時や、提出課題で「トンボ・トリムマークをつけてください」と指定されることがあります。
特に印刷所では、複数枚の用紙をまとめて機械でカットするためわずかなズレによる印刷の不具合を防ぐために必要となります。

良くない例


①塗りたしのラインまで色が塗られていないと、トンボをつけていてもカット時に紙の地の色が出てしまう場合があります。
②仕上がりのカットライン近くに画像や文字を配置すると、切れてしまう場合があります。仕上がりより内側3~5mmにガイドを作成すると配置の目安になります。(デザインによってはこの限りではありません、切れると困るオブジェクトは気を付けましょう)

正しい例

仕上がりラインの目安として長方形オブジェクトを作成し、プリント時に消し忘れることがよく起こります。
オブジェクトをガイドに変換することで、消し忘れの心配なく仕上がりサイズを常に確認できるようになります。
ガイドに変換したいオブジェクトを選択し、右クリックメニューから[ガイドを作成]を選択してください。